堺市堺区の“ゆるい”身体作り教室


姿勢って大事


年齢を重ねて一番気にするようになった事は『姿勢がちゃんとしているか』。

パーソナルトレーニングの際、トレーナーさんが私のウォーキング姿の動画を撮影して、色々と歩き方のアドバイスをしてくださったのですが、私の背中が“オバハン”だった事に釘付けになり過ぎて全然話を聞いていませんでした(トレーナーさん、ごめんなさい)。すごいショック。まだイケてると思ってたのにショック。

鏡は毎日見ているのですが、実は見ているようで見ていない、と言うか見たいように見ているのではないか、と疑問を持ちました。まぁ、普段は、大体、前面しか見ませんし、たぶん美化するフィルタもかかってると思います。

自分の姿勢を客観視するようになって以来、いろんな人の後ろ姿に注目するようになりました。

あんなにシュッとしていた父親が。。。

身近な所では、70代の父親。

若いころからシュッとしてはったんですが、猫背、背中が曲がっている。私の記憶では、40~50代くらいまではシュッとしてはったと思いますが、歳いったな(歳取ったな)と言う感じです(ごめんよ、父)。

昔からテニスやゴルフと運動神経抜群な父親でしたが、近年、何かやっていたかと言うとやっていない。寧ろ、ウォーキングを勧めても「しんどい」と言う。。。

街行く高齢の方々にも目をやってみると、姿勢が綺麗な人は、若々しく見えます。何よりもそこには“意識”、他人に対しての美意識を感じてしまいます。

父親がシュッとしていた頃を思い返すと今の私と同年代。

もしかするとちゃんとケアしていれば、これ以上オバハン化を止められるのではないかと考えた訳です。

受け容れることで俯瞰できる

まず最初に鏡やガラスに映った自分の姿を受け容れると言うこと。

これ、とても大事です。思ってたんと違う、でも認めます。

これを怠ると、結局、見たい部分しか見なくなってしまいます(フィルタ効果で)。

以後、前面からだけではなく、時には側面からもチェックしたり、ウォーキング中にガラスに反射した姿にも注目したり。見たくない部分を認めた上で、自分を客観しすると改善点が良く分かるようになります

あとは、壁際に立ち、かかと、お尻、肩、後頭部がしっかり壁に付くかをチェックし、肩が浮く場合は、巻き肩予防のストレッチをするのも良いかもしれません。

姿勢が良いとシュッと見えるだけでなく、気持ちもシュッとするように思います。

ある程度年齢を重ねると筋量が落ちるのは仕方がなく、日々の生活で癖づいてしまった姿勢の改善はなかなか難しいかもしれません。しかし、少しでもストレッチをしたり、軽度のトレーニングを続けることで筋量や柔軟性を維持することは可能になります。運動は、5年後、10年後に少しでもシュッとした姿勢を保つための先行投資みたいなものかもしれませんよ。

ちなみに私の場合は、特に首付け根のもっこり、いわゆる“もっこり肩(脂肪肩)”も原因だったので、ストレッチやら体操に現在、取り組んでいる真っ最中でございます。もうちょっと続けて、自信が付いたら、一度、背面から動画を撮って検証したいと思っています。

PAGE TOP