堺市堺区の“ゆるい”身体作り教室


砂糖を止めてみませんか?


なかなかハードルの高いパワーワードですが、砂糖を摂取すること、実は利益があまりありません。

何事もそうですが、適量の摂取は問題ありません。しかし、砂糖に限っては、日常生活の中で、必要以上に摂取しているケースが多々見受けられます。

例えば、市販されている甘いアイスティ。無糖のアイスティにどれくらい砂糖を入れたら、同じ甘さになるかご存じですか?

甘さを感じる度合いは、個人差がありますが、ビックリするくらい砂糖を入れないと甘さを感じることはありません。

それから砂糖は、甘いお菓子や飲み物だけでなく、あらゆるものに使用されています。

自炊をする方なら、スーパーなどで購入できるお惣菜の味を再現しようとすると、砂糖やみりんなど、甘味を得るために相当の量が必要な事をご存じかと思います。

また甘みの少ない食パンなどのパン類には、生地の製造工程で砂糖が使用される場合があります。使用する理由は、発酵が進む、しっとりする、焼き色がキレイなど、さまざまですが、商品の成分ラベルを見ると私たちの食生活の中で、あらゆるものに砂糖が使用されていることに気づきます。

それでは何故、砂糖を止めるべきかと言うと、過剰に摂取することで体への負担が大きいことが大きな理由です。砂糖を摂取した場合の体への負担は以下の通りです。

  • 血糖値の急変動により、血管に負担がかかる。
  • 砂糖を消費する為にビタミンB群を使用する為、ストレス耐性に影響が出る。
  • 肌荒れを起こしやすい。

砂糖には、幸福感を与えるドーパミンやセロトニンなど、脳内神経伝達物質の分泌を促す要素があり、甘いものを食べることで一時的に幸せを感じる場合があるので、摂取を習慣化してしまう傾向にあります。しかし、甘味を多くとると味覚が鈍り、より甘いものを欲する増加欲求性となり、一種の中毒を起こします。こうなると多少の甘味では満たされず、もっと欲しくなります。ちょっと危ないお薬みたいですね。

摂取すればするほど、脂肪の蓄積だけでなく、体への負担が多いので、出来るだけ取らないに越したことはありません。

そこでお薦めなのは、まずは砂糖の代替品を使用する事です。代替品と言っても沢山ありますが、私がお薦めなのは「てんさい糖」です。スーパーの砂糖コーナーで見かけると思います。白砂糖や三温糖と比べると溶けづらいのですが、甘みはほぼ変わりません。

自炊やコーヒー、紅茶を飲むとき、ちょっとだけ甘みが欲しいと思うときは、小さじ一杯程度入れて飲みます。甘いもので鈍くなった味覚の場合、最初は甘みを感じませんが、砂糖を抜いて行くと徐々に分かるようになります。

てんさい糖に変えて数年経ちますが、今では一袋(650g)で一年持つようになりました。てんさい糖に加えて、ちょっと高めですが、アカシアはちみつを使用する場合もあります。

もちろん頂いたお菓子などには砂糖が使用されているので、完全に砂糖を無くすのは難しいと思いますが、減らした事での変化は、やはり肌荒れが減ったことかと思います。あと、イライラも減ったのか、夜によく眠れるようになりました。

これらは、ほんの一部のことですが、体への負担は減ってるように思います。

完全に砂糖を止めるのは難しいですが、将来の体の負担を考えて、ちょっとずつ減らしてみるのも良いかもしれませんね。

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